
2011年6月10日金曜日
ナワシログミ(苗代茱萸)その3
裏山で2009年11月に見つけ、昨年10月に開花を確認しています。果実は寒い冬の間にゆっくりと大きくなったようです(2011.5.9 16:47撮影)。「熟して色づくまでもう少し」ということで楽しみに待っていたのですが、一昨日行って見たら、野鳥に食べられたのか、果実はすべて無くなっていました。

2010年10月22日金曜日
ナワシログミ(苗代茱萸)その2
裏山で昨年11月に初めて見つけた樹高約3mのナワシログミに、多数の白い花が咲いていました(2010.10.22 14:16撮影)。果実が熟す時期は、その名の通り、苗代作りの頃の5〜6月だそうです。

葉腋に1〜2個の白い花が付いています。4裂した花弁のように見えるものは、実は4個の稜のある萼だそうです(2009.10.22 14:15撮影)。気づかなかったのですが花は良い香りがするそうで、萼片や萼筒の表面に散在する褐色の斑点は鱗状毛だそうです。後日、ゆっくり観察してみたいと思っています。

花を再度観察しました。花には確かに芳香がありました。花を持ち帰って接写しました。横から見ると、萼筒は角ばっていて四角柱状、その4面の先がそれぞれ三角形の萼片になっていて、それが花弁に見えるのです。

上から見ると、四角形の花の内部がよく判ります。四角柱状の萼筒の内側、中心部に雌しべが1本、四隅それぞれに雄しべが1個ずつ付いていてます。

ナワシログミは一見すると合弁花のように見えますが、花弁のように見えるものが萼片で、それが萼筒に繋がっており、雌しべや雄しべは萼筒の内側に直接付いているので、花弁は無さそうです。花弁が無いのに、図鑑を見るとナワシログミは離弁花に分類されています。多分すべてのグミ属に共通する特徴だろうと思います。

葉腋に1〜2個の白い花が付いています。4裂した花弁のように見えるものは、実は4個の稜のある萼だそうです(2009.10.22 14:15撮影)。気づかなかったのですが花は良い香りがするそうで、萼片や萼筒の表面に散在する褐色の斑点は鱗状毛だそうです。後日、ゆっくり観察してみたいと思っています。

花を再度観察しました。花には確かに芳香がありました。花を持ち帰って接写しました。横から見ると、萼筒は角ばっていて四角柱状、その4面の先がそれぞれ三角形の萼片になっていて、それが花弁に見えるのです。

上から見ると、四角形の花の内部がよく判ります。四角柱状の萼筒の内側、中心部に雌しべが1本、四隅それぞれに雄しべが1個ずつ付いていてます。

ナワシログミは一見すると合弁花のように見えますが、花弁のように見えるものが萼片で、それが萼筒に繋がっており、雌しべや雄しべは萼筒の内側に直接付いているので、花弁は無さそうです。花弁が無いのに、図鑑を見るとナワシログミは離弁花に分類されています。多分すべてのグミ属に共通する特徴だろうと思います。
2009年11月21日土曜日
ナワシログミ(苗代茱萸)
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