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2010年5月16日日曜日

キリ(桐)その3

一昨日のキリの若木の蕾が花に変わりました。5裂した裂片のうちのたぶん2片が奇妙にそり返っています(2010.5.16 10:49撮影)。このような花の形を見ると、ゴマノハグサ科よりもノウゼンカズラ科の方が相応しいような気がしますが、素人考えでしょうかね。


別の場所ですが、舗装林道奥の道路脇に樹高20mぐらいありそうな幹径約20cmの成木があり、一見、今が満開状態です。この木の場合、葉はほとんど展開していないようです(2010.5.16 10:57撮影)。ジャカランダに似ていると思ったら、ジャカランダにはキリモドキ(桐擬)という和名もあるそうですね。

2010年5月14日金曜日

キリ(桐)その2

裏山で今年1月に観察した同じキリの若木です。葉が展開し始め、梢の茶褐色の花芽の中から薄紫色の大きな蕾が伸びて来ました(2010.5.14 13:27撮影)。


成木であれば多数の花芽の円錐花序が見られるはずですが、この若木では花芽は4個しか残っていません。この4個の花芽は成長が様々で、まるで開花までの過程を一度に見ているようです(2010.5.14 13:27撮影)。


最も大きな蕾を中心にズームアップして見ると、花冠の外側の表面に短い毛が密生しており、展開したばかりの若葉の外縁にも細かい毛が密生しています(2010.5.14 13:28撮影)。

2010年1月19日火曜日

キリ(桐)

久しぶりの陽気で、裏山に積もっていた雪も融け始めました。裏山ではこれまで2本のゴマノハグサ科キリ属のキリを見つけています。キリは中国原産だそうですが、どこかで植栽されていたものが野生化するようです。写真のキリは樹高3mほどの若木です(2010.1.19 15:08撮影)。


他の樹木の冬芽とはずいぶん様相が異なると思っていましたが、写真のものは蕾(花芽)(2010.1.19 10:49撮影)で、気がつきませんでしたが蕾はすでに昨年の秋には付いていたようです。蕾も花茎も黄褐色のビロードのように密生した毛で覆われています。


頂芽と言えるものは見られず、丸い葉痕の上にあって、目立たない小さなイボ状のものが側芽のようです(2010.1.19 10:48撮影)。