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2011年6月18日土曜日

ザイフリボク(采振木)その5

隣接する雑木林で先月白い花を咲かせたザイフリボクです。あれから1ヶ月余り経過して、未熟ですがすでに球形の果実を付けていました(2011.6.13 10:23撮影)。これらの果実は熟すと粉白を帯びた黒紫色になりますが、完熟するのは未だ3ヶ月先、9〜10月になります。


わが家の庭には4−5年前に植栽されて大きく成長した通称「ジューンベリー」と呼ばれているアメリカザイフリボクがあります(2011.6.13 10:54撮影)。ザイフリボクよりもやや早く咲くアメリカザイフリボクの花は、ザイフリボクと見間違うほどよく似ています。ただし、ザイフリボクと異なり、その通称通り6月のこの時期にすでに熟して球状の赤い果実を多数付けています。赤く色づいた果実にはほのかな甘味があります。

2011年5月10日火曜日

ザイフリボク(采振木)その4

隣りの雑木林に自生している樹高5m以上ありそうなザイフリボクです。花の様子を采配に見立てて「采配振り木」すなわち「采振木」と名付けられたそうですが、言われてみると、この時期の花がまさに“振られている采配”に似ているようです(2011.5.9 16:34撮影)。

2010年12月10日金曜日

ザイフリボク(采振木)その3

隣接する雑木林のザイフリボクです。昨年も冬芽を掲載しましたが、もう一度詳しく見てみました。横に長く伸びた灰色の枝から上向きに伸びた側枝の先に冬芽が出ています(2010.12.10 14:30撮影)。


赤褐色の側枝には白い点状の皮目が見られます。冬芽は赤茶色の水滴形で、芽鱗が少し開いて内側の白い毛がはみ出ています(2010.12.10 14:31撮影)。

2010年4月26日月曜日

ザイフリボク(采振木)その2

隣接する雑木林に自生する樹高5m以上のザイフリボクの成木です。わが家の庭のジューンベリー(アメリカザイフリボク)が満開状態になっていたので、もしかしたらと思って見に来たら、見難いながらも開花が確認できました(2010.4.25 15:28撮影)。


望遠ズームで撮ってみると、未だ二つ折りのままの若葉で、葉裏に白い軟毛が密生しているのが判ります(2010.4.25 15:29撮影)。


枝先に白い花が5個以上まとまって上向きに咲いており、鐘形の萼筒や赤い花柄にも軟毛が密生しているように見えます(2010.4.25 16:42撮影)。

2010年2月13日土曜日

ザイフリボク(采振木)

バラ科ザイフリボク属の落葉小高木で、日本に自生するのはザイフリボク1種だけだそうです。隣接する雑木林で一昨年樹高5m以上もある成木を初めて見つけたのが発端で、最近、若木をわが“裏山植物園”でも1株だけ見つけました(2010.2.13 14:37撮影)。


冬芽は赤色の披針形で、冬でも芽鱗が開くことがあるそうですが、写真のものも芽鱗が開いて中の綿毛が見えています(2010.2.12 15:08撮影)。


樹皮は灰褐色で縦に細かいスジがあります。たまたま枝先に乾涸びた黒紫色の果実がひとつだけ残っていました(2010.2.12 15:09撮影)。