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2011年5月11日水曜日

イヌエンジュ(犬槐)その3

昨年5月にも観察した裏山の樹高4〜5mのイヌエンジュです。その時は羽状複葉の葉が大きく展開していましたが、今年は時期が未だ2週間ばかり早いために,葉は未だ展開中で銀色に美しく輝いています(2011.5.9 16:40撮影)。


展開中の葉や葉柄、今年の細枝にはビロード状の軟毛が密生していて、すべてが緑白色に見えます(2011.5.9 16:40撮影)。面白いことに、今年枝の基部には3枚の芽鱗が未だ落ちないで残っています。

2010年5月24日月曜日

イヌエンジュ(犬槐)その2

裏山で今年2月に冬芽を観察した若木です。葉が展開して一段と大きく成長したようで樹高は4〜5mに見えます(2010.5.23 10:02撮影)。


長さ20〜30cmの奇数羽状複葉で、小葉は5対が多いように見えます(2010.5.23 10:03撮影)。


小葉は長めの卵形で、先端は鋭くはないものの尖っています。葉の縁は全縁です(2010.5.23 10:03撮影)。

2010年2月13日土曜日

イヌエンジュ(犬槐)

羽状複葉ー互生ー全縁の落葉高木です。最初に見つけたのは一昨年で、隣りの別荘敷地に移植された樹高5〜6mの成木です。写真のものは裏山で昨年見つけた若木で、幹径5cmで樹高は3m程度です(2010.2.13 14:39撮影)。


冬芽の仮頂芽は卵形で長さ5〜6mm、側芽は仮頂芽よりもかなり小さく見えます。いずれも芽鱗は短毛で被われています(2010.2.12 15:12撮影)。
本来イヌエンジュは中部地方以北に分布し、中国地方など中部地方以西で見られるものは、芽鱗が無毛のハネミイヌエンジュのようです。山渓ハンディ図鑑4「樹に咲く花」によると「ハネミイヌエンジュは小葉の数がやや多く、花はやや小さい。また旗弁が強くそり返って上側の萼片に接する」そうですから、今年開花したら詳細を確認したいと思っています。