かつてのヒノキ植林地で、風倒によってすっかり陽が当たるようになった場所に、コガクウツギやタラノキ、アカメガシワなどと共に生え始めたクサギです。樹高3〜4mで、花が咲き始めて始めてその存在に気づきました(2010.8.8 09:43撮影)。
葉は対生し、三角形で、葉柄が葉と同じぐらいの長さあります(2010.8.8 09:42撮影)。全縁ですが若木には鋸歯のある葉が多いそうです(「葉で見わける樹木」参照)。葉にはクサギ特有の匂いがあり、私は好きになれません。
主に枝先に集散花序が出ています。花冠は白色で深く5裂し、水平に開いています。その下の紅紫色の花筒は極細で長く、白〜紅紫色の5浅裂する萼の隙間から伸び出ています。雄しべは4本あって、長い花柱が花冠から伸び出ています(2010.8.8 09:41撮影)。花には芳香があるそうですが、高くて嗅げませんでした。
2010年8月10日火曜日
2010年8月2日月曜日
カンサイスノキ(関西酢の木)その2
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