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2011年5月10日火曜日

カナクギノキ(鉄釘の木)その3

自宅裏手で最近見つけたカナクギノキです。束生する葉の基部に冬芽の名残の芽鱗が付いています(2011.5.9 16:10撮影)。


その芽鱗は透明感のある白色で、ピンク色に縁取られています(2011.5.9 16:10撮影)。

2010年7月29日木曜日

ダンコウバイ(壇香梅)

裏山の舗装林道側の林縁、ウリカエデ、コナラ、コシアブラなどの雑木林の中で見つけました。樹高約1.5mの若木です(2010.7.17 14:20撮影)。


葉は互生し全縁で、上部が3裂したものがふつうだそうですが、不規則な形状で、切れ込みの無い葉や、4裂さらに5裂した葉も見られます(2010.7.17 14:23撮影)。


葉の特に葉脈上に短い軟毛が見られます(2010.7.17 14:21撮影)。


葉裏は緑白色で全体に短毛が見られ、葉脈上には長毛が密生しています(2010.7.17 14:22撮影)。


幹は直径1cm足らずで、黄褐色の樹皮全体に緑灰色の細かい網目と円形の皮目が見られます(2010.7.17 14:23撮影)。

2010年6月4日金曜日

アブラチャン(油瀝青)

裏山ではなく、わが家の前方で標高約390mの雑木林の中に、コマユミなどと一緒に生えていたもので、樹高50cmほどの低木です。この春、葉の展開前に咲いた黄色い花を初めて見つけました(2010.3.20 10:18撮影)。


見つけた花は雄花でした。花序に柄があり、細い枝に皮目が散生していました(2010.3.20 10:16撮影)。


先日見たら葉が展開していました。葉は不分裂ー互生ー全縁です(2010.5.30 14:34撮影)。


先端が鋭く尖っていますが卵形で、このことが細長い葉のカナクギノキやクロモジと違う特徴の一つです(2010.5.30 14:34撮影)。


幹径は1cm程度で灰褐色、小さな丸い皮目が散在しています(2010.5.30 14:34撮影)。

2010年5月17日月曜日

ヤマコウバシ(山香し)その2

自宅裏手の踏み跡沿いに生えている樹高0.5mほどのヤマコウバシの幼木です(2010.5.16 9:50撮影)。ちょっと前まで枯れ葉のままだったのに、いつの間にか柔らかそうな若葉に変わりました。枯れ葉が残っている間に付けておいた名札が無ければ、ヤマコウバシの特定は難しそうです。


若い枝は赤褐色で絹毛が密生しています。葉柄は5mm以下で短く、葉の縁はソヨゴと同様に波打っています(2010.5.16 9:50撮影)。


葉裏や葉の縁には絹毛が密生しています(2010.5.16 9:51撮影)。

2010年4月7日水曜日

クロモジ(黒文字)その3

先日見つからなかった雌花(雌株)をやっと見つけました。雄花(雄株)を見つけて10日目、雌株はすでに葉が展開していました(2010.4.7 16:12撮影)。


画像を拡大して見ました。花の中心で白っぽく長いのが雌しべのようで、その周りにある複数の黄色っぽく艶のあるものが蜜腺と呼ばれるものでしょう(2010.4.7 16:12撮影)。[その2]において「雌花の花びらは黄色みが強いそうですが、・・」と記していますが、むしろ逆に緑色みが強いように見えます。


比較のために雄花(雄株)を撮りました(2010.3.29 16:02撮影)。雄しべの葯はすでに黒変していたり消失していますが、どういう訳か、葉は未だに展開していません。おそらく、雄花は葉の展開のかなり前に開花し、雌花は葉の展開後に開花するように見えます。

2010年3月29日月曜日

クロモジ(黒文字)その2

長い間つぼみ状態だったクロモジの花がやっと咲き始めました。裏山を見て回ったところ、自宅裏手のクロモジの開花が最も早いようです。樹高は約2mありました(2010.3.29 16:38撮影)。


クロモジは雌雄別株で、写真のものは雄花です。半透明で淡緑がかった黄色の花びらが6枚見えます(2010.3.29 15:46撮影)。雌花の花びらは黄色みが強いそうですが、雌株は未だ見つかっていません。


比較的若い枝に、クロモジ(黒文字)の特徴的な“黒い斑模様”がよく見えます(2010.3.29 16:38撮影)。

2009年12月19日土曜日

カナクギノキ(鉄釘の木)その2

裏山はすっかり雪に覆われてしまいました。降雪の合間に裏山に入ってみました。カナクギノキはこの寒さの中でも冬芽を大きく膨らませていました(2009.12.19 14:02撮影)。


枝先の冬芽は中央に紡錘形の葉芽、左右に丸い花芽をつけています(2009.12.19 14:01撮影)。


この写真を見ると、内藤大助を敗ってWBC世界フライ級王者になり、グラブの両手を振り上げている亀田興毅に、どこか似ているような気がして複雑な気分になります。

2009年11月24日火曜日

ヤマコウバシ(山香し)

不分裂ー互生ー全縁の落葉低木で、現在のところ裏山で樹高0.5〜2mの ものを4株見つけています。その中でも自宅裏手の踏み跡沿いで見つかったヤマコウバシは樹高0.5mほどの小さな木です(2009.11.24 9:32撮影)。


パリパリした感じの固い淡褐色の枯れ葉を付けたまま冬越しするので見つけ易い木です。クロモジ属にもかかわらず冬芽は葉と花が一緒に入った混芽になっています(2009.11.24 9:31撮影)。

2009年11月21日土曜日

クロモジ(黒文字)

裏山では割と普通に見られ、冬でも簡単に見分けられるのが、この不分裂ー互生ー全縁の落葉低木クロモジです。先ほど撮ったクロモジは樹高3〜4mで、裏山のクロモジとしては背丈が高い方です(2009.11.21 14:48撮影)。


林将之著「葉で見わける樹木」によると、クロモジの項では「緑色の枝に黒い文字でお経が書いてある」という見出しが付いていました。クロモジは緑色の枝に黒いまだら模様があり、細い枝を折って嗅ぐと芳香があるので、葉が無くても見分けられるのです。また、緑色なのは若い枝だけでなく、幹の部分も緑がかっているのも特徴かも知れません(2009.11.21 14:44-45撮影)。




既に出ている冬芽は紡錘形の葉芽とその両側の丸い花芽です。冬芽は有毛で、毛は特に柄の部分に密集しているようです(2009.11.21 14:44撮影)。

2009年11月10日火曜日

カナクギノキ(鉄釘の木)

昨日見つけて今朝撮影したカナクギノキです。わが裏山に最も欲しい樹木の一つです。葉は全縁で、葉身の基部が葉柄に向かってしだいに細くなる倒披針形で、しかも樹皮は淡褐色で皮目が目立っているので、これがクロモジ属のカナクギノキであることを確信しました(2009.11.10 9:04撮影)。



カナクギノキは裏山の南側に隣接する他人の別荘敷地内沢沿いで昨年1本の老木を見つけて以来、わが家の裏山(Sr.ボスケが保有する雑木林)でも探しているのですが未だに見つかっていません。昨日発見したのは北側に隣接する義父の土地(かつてのヒノキ植林地)内の水無し沢沿いで、樹高4-5mもありそうな直径約10cmの成木2本です(2009.11.10 9:02撮影)。正に“灯台下暗し”の心境です。カナクギノキが見つかっていない裏山は水はけの良い砂礫土であることから、カナクギノキはどちらかというと沢沿いの湿潤な土壌を好むのでしょうか?


けん玉に似た真ん丸な赤い果実とこん棒状の果柄は、残念ながらこの2本の成木には見られませんでした。果実どころか、すでに多数の冬芽が樹冠辺りから出始めていました。カナクギノキは雌雄別株だそうですから、雌雄判別も含めて来春から定期的に観察を続けたいと思っています。