裏山では至る所に自生している落葉小高木です。「葉で見わける樹木」(林将之著)に書かれている通り、花期以外は地味で本当に目立たない樹木です(2010.4.20 10:11撮影)。果実はエグイ味がするので「エゴノキ」と呼ばれるようになったそうです。その漢字名として本来オリーブの意味らしい「斉墩果」が充てられたり、ジャスミンの意味の「茉莉」を配した「野茉莉」が充てられたり、紛らわしいのでタイトルには漢字名を入れておりません。
短枝に束生しているように見える若葉は黄緑色できれいです(2010.4.20 10:14撮影)。
葉を接写すると、葉裏や葉柄に多数の砂粒のような褐色の星状毛や浅い鋸歯など、エゴノキの特徴が判ります(2010.4.20 10:13撮影)。
樹皮は淡灰色と暗紫褐色の細かい縦縞から成っています(2010.4.20 10:12撮影)。
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