2010年7月8日木曜日

カンサイスノキ(関西酢の木)

裏山の最奥部で樹高0.5mの低木のカンサイスノキに果実が一つだけ付いていました(2010.7.8 14:12撮影)。


緑白色の小枝についている葉は互生で楕円形、やや波打っており、縁には細かい鋸歯があります。同じスノキ属のナツハゼなどの葉よりもやや厚手で、かじると特有の酸味があります(2010.7.8 14:13撮影)。


葉表は無毛ですが、ごく短い葉柄や葉脈には細かい毛が生えています(2010.7.8 14:13撮影)。


葉裏には短毛が生えており、主脈の基部から葉柄にかけては伏毛ないしは曲がった毛が密生しており、これがスノキと異なるカンサイスノキの特徴のようです(2010.7.8 14:17撮影)。


果実は枝先の短い総状果序に生っていたと思われますが、その一つだけが辛うじて残っていました。長さ7-8mmの、紫黒色で光沢がある球形の液果です(2010.7.8 14:11撮影)。

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