裏山の至る所に生えているサクラ属の大半はこのウワミズザクラです。花や葉の画像は未掲載ですが、ウワミズザクラの花は他のサクラ属と違って総状花序を形成しているので見間違えることはありません。その一方、開花時期外でのウワミズザクラの識別はふつう難しいのですが、冬芽を見ると、サクラ属のヤマザクラやカスミザクラとの違いは一目瞭然です(2010.11.20 10:39撮影)。
さらに小枝を持ち帰って詳細観察して見ました(2010.11.20 11:30撮影)。広沢毅・林将之著「冬芽ハンドブック」の記載「卵形〜水滴形、ツヤがある。正面から見える芽鱗は3〜6枚。」にある通りで納得しました。
2010年11月22日月曜日
2010年11月20日土曜日
カスミザクラ(霞桜)その2
ヤマザクラ(山桜)その3
最近発売された広沢毅・林将之著「冬芽ハンドブック」によると、冬芽の特徴から、いずれも裏山に自生するヤマザクラ、カスミザクラ、ウワミズザクラの識別が可能であることが判りました。晴天だった今日、裏山に自生するサクラ属の冬芽を観察しました。
裏山の菜園脇には、今春、赤い葉の展開と同時に開花した自生のヤマザクラが未だ部分的に紅葉を残していますが、灰褐色の細枝にはすでに冬芽が見られました(2010.11.20 11:09撮影)。
幹の樹皮は淡赤紫色で、サクラ属に特徴的な横に伸びた皮目が見られます(2010.11.20 11:09撮影)。
冬芽は、上記ハンドブックにおける記述「水滴形。正面から見える芽鱗は8枚程度で無毛。芽鱗の先は少し開く。」に合致しているようです(2010.11.20 11:23撮影)。
裏山の菜園脇には、今春、赤い葉の展開と同時に開花した自生のヤマザクラが未だ部分的に紅葉を残していますが、灰褐色の細枝にはすでに冬芽が見られました(2010.11.20 11:09撮影)。
幹の樹皮は淡赤紫色で、サクラ属に特徴的な横に伸びた皮目が見られます(2010.11.20 11:09撮影)。
冬芽は、上記ハンドブックにおける記述「水滴形。正面から見える芽鱗は8枚程度で無毛。芽鱗の先は少し開く。」に合致しているようです(2010.11.20 11:23撮影)。
2010年11月17日水曜日
カキノキ(柿の木)
サルトリイバラ(猿捕茨)その2
2010年11月15日月曜日
ヤマウルシ(山漆)その3
2010年11月14日日曜日
アカシデ(赤四手)その2
裏山の奥の方でヒノキの下の半日陰に自生していて、今年5月の若葉の頃に観察した樹高約3mの若木のアカシデです。紅葉も最盛期を過ぎたように見えます(2010.11.14 11:19撮影)。
黄色〜橙色で、一部はすでに枯れかかっています(2010.11.14 11:19撮影)。
アカシデの和名の由来は新芽や若葉が赤いからというのが一般的ですが、一説には紅葉が赤いからとも言われています。この秋に初めてその存在を知ったのですが、田んぼ北側の雑木林の上の方にあって遠目にアカシデではないかと思われる紅葉を見つけました(2010.11.14 14:33撮影)。
その樹下に行って紅葉を見上げて見ました。逆光で透き通るような紅葉は本当に美しいものでした(2010.11.14 14:14撮影)。足下で落ちていた落葉から、アカシデであることを確信しました。
黄色〜橙色で、一部はすでに枯れかかっています(2010.11.14 11:19撮影)。
アカシデの和名の由来は新芽や若葉が赤いからというのが一般的ですが、一説には紅葉が赤いからとも言われています。この秋に初めてその存在を知ったのですが、田んぼ北側の雑木林の上の方にあって遠目にアカシデではないかと思われる紅葉を見つけました(2010.11.14 14:33撮影)。
その樹下に行って紅葉を見上げて見ました。逆光で透き通るような紅葉は本当に美しいものでした(2010.11.14 14:14撮影)。足下で落ちていた落葉から、アカシデであることを確信しました。
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