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2011年5月10日火曜日

コナラ(小楢)その3

裏山で切り株から萌芽したひこばえ(幹径10cm余)です。この時期、新芽がやっと展開して緑白色の柔らかい若葉が見られます(2011.5.9 10:24撮影)。

2010年1月5日火曜日

アベマキ(阿部槙)その2

裏山のアベマキ(上画像)はクヌギ(下画像)ほどではないものの、未だ多くの枯れ葉を残して雪を被っています(2010.1.5 16:31-32撮影)。



上の2株から枝先を切り取って、それぞれ冬芽を観察しました(2010.1.5 18:46-57撮影)。どちらの頂芽も褐色で長さ6〜7mm、短毛があり、主に先の方に密生しています。



このように冬芽を持ち帰って接写して比較すると、アベマキ(上画像)とクヌギ(下画像)との違いは明白なように思えるのですが、そんなものでしょうか?

クヌギ(櫟)その2

裏山のクヌギの木は未だ枯れ葉を付けたまま、雪を被り始めています(2010.1.5 16:33撮影)。


枝先を切り取って持ち帰り、冬芽を観察しました(2010.1.5 17:51撮影)。頂芽は灰褐色で、その長さは約6mm、芽鱗は白っぽい短毛に覆われていて見え難いのですが、その数はコナラのように20個ぐらいありそうです。

コナラ(小楢)その2

今日の“寒の入り”に合わせたように雪がまた降り始めました。裏山では僅かに紅葉を残しているコナラの木も雪を被り始めました(2010.1.5 16:32撮影)。


細枝を切り取って持ち帰り、冬芽を観察してみました(2010.1.5 17:14撮影)。頂芽は赤っぽく、その長さは一般には3〜6mmだそうですが、写真のものは小さめで2〜3mmです。芽鱗は20個ぐらいありそうです。

2009年12月9日水曜日

アラカシ(粗樫)

不分裂ー互生ー鋸歯の常緑高木で、裏山に実生で生えた樹齢2−3年、樹高2mほどの幼木です。株立ち樹形で、地表から放射状に伸びた感じに見えます(2009.12.9 15:21撮影)。


葉は倒卵状の長楕円形で、シラカシよりも幅広のようです。先端部は尖っていて、先半部にやや粗い鋸歯があります(2009.12.9 15:22撮影)。


葉裏は淡緑色で、主として葉脈に沿ってやや黄褐色に見えます(2009.12.9 15:23撮影)。


ルーペで見ると、シラカシの葉裏にはほとんど見られない絹毛が密生しているのが判ります(2009.12.9 21:31撮影)。

シラカシ(白樫)

不分裂ー互生ー鋸歯の常緑高木で、5年前の台風による強風で倒れたヒノキ植林地の跡地に実生で生えた樹齢2−3年、樹高2.5mほどの幼木です。直幹で幼木でもすらりと伸びた感じに見えます(2009.12.9 15:36撮影)。


葉は細長い楕円形で先端部が尖っていて、先端側1/3に浅いがやや鋭い鋸歯があります(2009.12.9 15:36撮影)。


葉裏は“白樫”というほどは白くはない緑白色です(2009.12.9 15:38撮影)。“白樫”という名は、決して葉裏が白いことではなく、材が白いことに由来しているそうですね。


葉裏をルーペで観察しても、アラカシの葉裏に見られるような絹毛はほとんど認められません(2009.12.9 21:18撮影)。

2009年11月23日月曜日

アベマキ(阿部槙)

コナラやクヌギと同様の不分裂ー互生ー鋸歯の落葉高木です。関東地方では稀で、西日本に多いそうです。裏山でクヌギと思っていたものの多くはアベマキでした(2009.11.23 10:23撮影)。


アベマキの葉はクリと非常によく似ているけれども、葉幅がやや広いそうです。クリの葉裏は無毛で艶っぽいのに対して、アベマキの葉裏には毛が密生しているので艶がなく白っぽいそうです。それで本種をアベマキとしました(2009.11.23 10:23撮影)。先ほど裏山に入り、本種の団栗を撮って来ました(2009.11.24 9:11撮影)。逆光で見難いのですが、もじゃもじゃの刺のある殻斗に団栗が埋まっているように見えます。




樹皮は、林将之著「樹皮ハンドブック」によると「クヌギに似るが、コルク層がよく発達し、裂け目の山を指で押さえるとへこむので区別できる。はち切れるような裂け方も特徴」だそうですが、本種は幼木のためか、押さえると多少へこむ以外、未だその特徴がはっきり見えません(2009.11.23 10:23撮影)。

クヌギ(櫟)

コナラと同様の不分裂ー互生ー鋸歯の落葉高木です。裏山にはクヌギとこれによく似たクリの他に、アベマキもあることをつい最近知りました。林将之著「葉で見わける樹木」によると「クヌギ、アベマキ、クリを葉だけで見わけられたら上級者」だそうです。葉が枯れているこの時期に見わけるのはさらに難しいはずですね(?) そんなことはないですね。秋に栗がなればクリ、団栗がなればクヌギか、アベマキですよね(2009.11.23 10:29撮影)。


刺に被われた殻斗に団栗が入っていたので本種はクヌギかアベマキです。アベマキは葉裏に細かい毛が密生しているので白っぽく見えるのですが、クヌギは無毛なので艶っぽく見えるそうです。微妙ですが、本種は艶っぽく、やや光って見えるのでクヌギということになりますね(2009.11.23 10:28撮影)。先ほど裏山に入り団栗の写真を撮って来ました(2009.11.24 9:14撮影)。刺のある殻斗から団栗が半分以上はみ出ているように見えます。




樹皮は、林将之著「樹皮ハンドブック」によると「縦に深く裂け、裂け目の間に平滑面は残らず、その断面は山形になる。裂け目の底部は橙色を帯びる」そうです。本種は若木のため明瞭ではないものの、その特徴が見られます(2009.11.23 10:29撮影)。

コナラ(小楢)

不分裂ー互生ー鋸歯の落葉高木です。裏山では切り株から芽生えたひこばえですが、成長が早く、すでに幹径10cmを超えています。この時期、葉は既に赤褐色に紅葉しているものから未だ緑色のままのものまであります(2009.11.23 10:24撮影)。


葉は葉先に近い部分で葉幅が最大になる倒卵形で、ギザギザの粗い鋸歯があります。一般には黄葉で、赤く紅葉するのは幼木や若木に多いようです(2009.11.23 10:24撮影)。先ほど団栗の写真を撮って来ました。殻斗に刺が無く、私にとっては最も親しみのあるベレー帽を被った団栗です(2009.11.24 9:12撮影)。




幹は灰黒色で、樹皮には縦に不規則な裂け目があるそうですが、この裏山のものは幼木(直径5cm)のためか、暗灰色で平滑に見えます(2009.11.23 10:25撮影)。