2009年11月23日月曜日

クヌギ(櫟)

コナラと同様の不分裂ー互生ー鋸歯の落葉高木です。裏山にはクヌギとこれによく似たクリの他に、アベマキもあることをつい最近知りました。林将之著「葉で見わける樹木」によると「クヌギ、アベマキ、クリを葉だけで見わけられたら上級者」だそうです。葉が枯れているこの時期に見わけるのはさらに難しいはずですね(?) そんなことはないですね。秋に栗がなればクリ、団栗がなればクヌギか、アベマキですよね(2009.11.23 10:29撮影)。


刺に被われた殻斗に団栗が入っていたので本種はクヌギかアベマキです。アベマキは葉裏に細かい毛が密生しているので白っぽく見えるのですが、クヌギは無毛なので艶っぽく見えるそうです。微妙ですが、本種は艶っぽく、やや光って見えるのでクヌギということになりますね(2009.11.23 10:28撮影)。先ほど裏山に入り団栗の写真を撮って来ました(2009.11.24 9:14撮影)。刺のある殻斗から団栗が半分以上はみ出ているように見えます。




樹皮は、林将之著「樹皮ハンドブック」によると「縦に深く裂け、裂け目の間に平滑面は残らず、その断面は山形になる。裂け目の底部は橙色を帯びる」そうです。本種は若木のため明瞭ではないものの、その特徴が見られます(2009.11.23 10:29撮影)。

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