2010年5月23日日曜日

ヌルデ(白膠木)

裏山では至る所に生えているので、逆にその存在すら忘れそうになる落葉小高木です。樹高5〜6mありそうです(2010.5.22 14:04撮影)。


葉は1回奇数羽状複葉で、要軸に特徴的な翼があるので、シルエットを見ただけでヌルデであることが判ります(2010.5.22 14:02撮影)。


背丈の低い幼木は要軸だけでなく葉も紅葉しており、陽をいっぱいに受けるためにか葉を放射状に展開しています(2010.5.22 14:03撮影)。


小葉の縁には粗い鋸歯があります。一般には「鈍鋸歯」のようですが、この鋸歯は先が尖っているように見えます(2010.5.22 13:56撮影)。


幹は直径10cm弱で、灰褐色の樹皮には丸~楕円形の皮目が目立っています(2010.5.22 14:02撮影)。



私見ですが、この木の用途は漢字名「白膠木」でよく判りますが、これで「ヌルデ」とはとても読めません。読みやすい「塗手」に替えて欲しいものです。

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