2010年5月22日土曜日

タンナサワフタギ(耽羅沢蓋木)その2

昨年この頃に裏山で見つけ、その花と葉の特徴からタンナサワフタギであることをネット掲示板で教わりました。秋に藍黒色の果実を付けているのを見て“正真正銘の”タンナサワフタギであることを確信しています(2009.10.11 14:29撮影)。


樹高3m余、樹齢5年未満の若木です。今年も柔らかそうな若葉を広げています(2010.5.22 13:49撮影)。


多くの葉で、先端が急に細くなっているというタンナサワフタギの特徴が認められます(2010.5.22 13:50撮影)。


葉を採取して接写したものです。最も幅の広い部分は葉のほぼ中央部です。鉤状に内側に曲がっている鋸歯が見られます(2010.5.20 14:06撮影)。どういう訳か、タンナサワフタギの特徴のはずの「尖った粗い鋸歯」は必ずしもはっきりとは認められません。


サワフタギは満開状態を過ぎているというのに、このタンナサワフタギは未だ蕾状態です(2010.5.22 13:50撮影)。


幹の樹皮は「灰褐色で縦に細かい割れ目」が入っています(2010.5.22 13:53撮影)。山渓ハンディ図鑑5「樹に咲く花」では、タンナサワフタギではなくサワフタギの樹皮について同様の説明「灰褐色で縦に細く裂ける」がなされています。

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