2010年5月29日土曜日

アカシデ(赤四手)

裏山の奥の方で植林ヒノキの下に生えている樹高3m程度の若木のアカシデです(2010.5.25 9:52撮影)。


不分裂ー互生ー鋸歯の落葉高木です(2010.5.25 9:53撮影)。林将之著「葉で見わける樹木」によると、アカシデ(赤四手)のシデとは花や果実がしめ縄に飾る四手のように見えるためで、アカ(赤)は若葉が赤くなるためだそうです。残念ながら、花が咲いた様子は見られず、赤い若葉は見落としてしまったようです。


葉の形状は卵形〜卵状楕円形で長さ5cm程度、先端が尾状に長く伸びています。縁には不揃いの細かい重鋸歯があり、側脈は10対前後です(2010.5.25 9:55撮影)。


葉表を拡大してみると、側脈間に長い伏毛がわずかに散在しています(2010.5.25 9:55撮影)。


幹の直径は10cm弱、樹皮は緑灰色で、不明瞭な筋があって縞状に見えます(2010.5.25 9:57撮影)。

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