裏山のあちこちに繁茂する落葉低木です。株立ちで多数の長い徒長枝が伸びています(2010.1.28 15:39撮影)。
コツクバネウツギの特徴になっている2-3個の萼片が未だ落ちないで残っています(2010.1.28 15:38撮影)。
冬芽は2個の側芽が対になって古い対生葉の葉腋から出ており、灰褐色で長さ約2mm、芽鱗は少なくとも3対見られます(2010.1.28 15:38撮影)。
2010年1月29日金曜日
タンナサワフタギ(耽羅沢蓋木)
2010年1月25日月曜日
フジ(藤)
ヤマフジ(山藤)
ツノハシバミ(角榛)
ヒノキ林の脇で近接して2株だけ見つけています。ツノハシバミは高さふつう2〜3mで株立ち状の落葉低木だそうですが、写真のものは未だ若木のようで、幹径は1〜2cm程度で細く、長い茎は曲がりくねっていて未だ樹形が定まっていないように見えます(2010.1.24 11:46撮影)。
写真は中に雌花と葉が入っている冬芽で、頂芽(2010.1.24 11:48撮影)と側芽(2010.1.24 11:49撮影)があります。いずれも長楕円ないしは卵形で長さ5〜6mm、赤紫色の芽鱗に包まれています。
長さ1.5〜3cmもあるという雄花序の冬芽の存在には迂闊にも気づきませんでした。雌雄同株なのであるはずということで、先ほど探して別株で見つけ、やっと撮影して来ました(2010.1.25 15:24撮影)。
写真は中に雌花と葉が入っている冬芽で、頂芽(2010.1.24 11:48撮影)と側芽(2010.1.24 11:49撮影)があります。いずれも長楕円ないしは卵形で長さ5〜6mm、赤紫色の芽鱗に包まれています。
長さ1.5〜3cmもあるという雄花序の冬芽の存在には迂闊にも気づきませんでした。雌雄同株なのであるはずということで、先ほど探して別株で見つけ、やっと撮影して来ました(2010.1.25 15:24撮影)。
リョウブ(令法)
昨年秋に始めて知った落葉小高木のリョウブです。その後、裏山にはあちこちに生えていることが判りました。株立ち樹形が多い中で、写真のリョウブは一本立ちで、高さ約3mです(2010.1.24 11:44撮影)。
葉に特徴のあるリョウブですが、落葉しても判る特徴をネット掲示板で教わっています。枝先の頂芽(主軸)が成長せず、その下の方にある側芽(側軸)の方が伸びで成長し、主軸のようになる“仮軸分枝”が見られます(2010.1.24 11:42撮影)。
冬芽(頂芽)は淡黄褐色で円錐形、一見筆先に似ています。芽鱗は剥がれやすいそうですが、写真の冬芽(頂芽)もすでに芽鱗は無くなっています(2010.1.24 11:43撮影)。
葉に特徴のあるリョウブですが、落葉しても判る特徴をネット掲示板で教わっています。枝先の頂芽(主軸)が成長せず、その下の方にある側芽(側軸)の方が伸びで成長し、主軸のようになる“仮軸分枝”が見られます(2010.1.24 11:42撮影)。
冬芽(頂芽)は淡黄褐色で円錐形、一見筆先に似ています。芽鱗は剥がれやすいそうですが、写真の冬芽(頂芽)もすでに芽鱗は無くなっています(2010.1.24 11:43撮影)。
ウグイスカグラ(鶯神楽)
ウグイスカグラはスイカズラ科スイカズラ属の落葉低木で、主に山野の明るい場所に生えるそうです。裏山ではこれまでに2株だけ見つけています。そのうちの1株は株立ちで長い徒長枝を伸ばしています(2010.1.24 11:24撮影)。昨年春に見つけて以来、成長を妨げる周りの熊笹を刈り払って保護・管理しています。
灰褐色の徒長枝にほぼ等間隔で対生に赤褐色の若枝が伸びており、それぞれの若枝に、頂芽と多数の側芽が出ています(2010.1.24 11:25撮影)。
枝先に付いている頂芽(花芽)ですが、始めて見るものです。頂芽(花芽)というよりも、すでに蕾に見えます(2010.1.24 11:26撮影)。開花までじっくり観察を続けたいと思います。
若枝の各所で対になって出ている側芽は、これから春に葉になる葉芽のように見えます(2010.1.24 11:29撮影)。これも成長を楽しみに観察を続けたいと思います。
灰褐色の徒長枝にほぼ等間隔で対生に赤褐色の若枝が伸びており、それぞれの若枝に、頂芽と多数の側芽が出ています(2010.1.24 11:25撮影)。
枝先に付いている頂芽(花芽)ですが、始めて見るものです。頂芽(花芽)というよりも、すでに蕾に見えます(2010.1.24 11:26撮影)。開花までじっくり観察を続けたいと思います。
若枝の各所で対になって出ている側芽は、これから春に葉になる葉芽のように見えます(2010.1.24 11:29撮影)。これも成長を楽しみに観察を続けたいと思います。
2010年1月19日火曜日
キリ(桐)
久しぶりの陽気で、裏山に積もっていた雪も融け始めました。裏山ではこれまで2本のゴマノハグサ科キリ属のキリを見つけています。キリは中国原産だそうですが、どこかで植栽されていたものが野生化するようです。写真のキリは樹高3mほどの若木です(2010.1.19 15:08撮影)。
他の樹木の冬芽とはずいぶん様相が異なると思っていましたが、写真のものは蕾(花芽)(2010.1.19 10:49撮影)で、気がつきませんでしたが蕾はすでに昨年の秋には付いていたようです。蕾も花茎も黄褐色のビロードのように密生した毛で覆われています。
頂芽と言えるものは見られず、丸い葉痕の上にあって、目立たない小さなイボ状のものが側芽のようです(2010.1.19 10:48撮影)。
他の樹木の冬芽とはずいぶん様相が異なると思っていましたが、写真のものは蕾(花芽)(2010.1.19 10:49撮影)で、気がつきませんでしたが蕾はすでに昨年の秋には付いていたようです。蕾も花茎も黄褐色のビロードのように密生した毛で覆われています。
頂芽と言えるものは見られず、丸い葉痕の上にあって、目立たない小さなイボ状のものが側芽のようです(2010.1.19 10:48撮影)。
2010年1月8日金曜日
コバノガマズミ(小葉莢蒾)その2
ミヤマガマズミ(深山莢蒾)その2
2010年1月7日木曜日
クリ(栗)その2
裏山で昨年12月4日に撮ったクリの木です。1ヶ月以上経っているのに葉が未だにほとんど散らないで残っています(2010.1.7 15:52撮
影)。
冬芽を接写しました(2010.1.7 15:54撮影)。冬芽(側芽)は褐色で上部がやや黒っぽく、その形状は丸みを帯びた三角形で、確かに栗の実に似ています。山渓ハンディ図鑑3「樹に咲く花」によると芽鱗は2〜3個だそうですが、ほとんど目立ちません。
この木から数m離れたところに別のクリの木があります。葉はほとんど散っているにもかかわらず、何故か多くの毬が枝先に残っています(2010.1.7 15:51撮影)。
接写した冬芽は赤褐色で、形状は球形に近い三角形で、これも栗の実に似ています(2010.1.7 15:49撮影)。芽鱗は少なくとも2個はありそうです。この芽鱗には、枝先の樹皮に生えているものと同じような淡褐色の短毛が生えているように見えます。もしかしたら、上のクリの木とは品種が異なるのではないかと思っています。
影)。
冬芽を接写しました(2010.1.7 15:54撮影)。冬芽(側芽)は褐色で上部がやや黒っぽく、その形状は丸みを帯びた三角形で、確かに栗の実に似ています。山渓ハンディ図鑑3「樹に咲く花」によると芽鱗は2〜3個だそうですが、ほとんど目立ちません。
この木から数m離れたところに別のクリの木があります。葉はほとんど散っているにもかかわらず、何故か多くの毬が枝先に残っています(2010.1.7 15:51撮影)。
接写した冬芽は赤褐色で、形状は球形に近い三角形で、これも栗の実に似ています(2010.1.7 15:49撮影)。芽鱗は少なくとも2個はありそうです。この芽鱗には、枝先の樹皮に生えているものと同じような淡褐色の短毛が生えているように見えます。もしかしたら、上のクリの木とは品種が異なるのではないかと思っています。
2010年1月6日水曜日
ナツハゼ(夏櫨)その2
アラゲナツハゼ(荒毛夏櫨)その2
2010年1月5日火曜日
アベマキ(阿部槙)その2
コナラ(小楢)その2
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