スイカズラ科ガマズミ属のミヤマガマズミはこの時期ソヨゴと同様に赤い実を付けていますが、落葉樹で葉が紅葉しているため常緑のソヨゴと違って赤い実がそれほど目立たないようです(2009.11.03 14:53-54撮影)。林将之著「葉で見わける樹木」によると、不分裂ー対生ー鋸歯ー落葉に分類され、葉の表面がほぼ無毛で光沢があり、葉先がやや長く伸びるという特徴が示されています。山渓ハンディ図鑑5によると葉柄の長さは9〜20mmだそうです。林内を歩いてみると、ミヤマガマズミは、同じガマズミ属で次に掲載するコバノガマズミと共に、熊笹の中から伸び出た若木があちこちで見つかります。
葉の表面に艶があり、すべすべした感触があるので、コバノガマズミとの区別は比較的容易です。
0 件のコメント:
コメントを投稿