2009年11月27日金曜日

ヤマウルシ(山漆)

羽状複葉ー互生ー全縁の落葉小高木です。派手な紅葉で目を楽しませてくれたのが嘘のように、落葉したこの時期のヤマウルシは哀れな枯れ姿でひっそりとたたずんでいます(2009.11.27 13:45撮影)。


枯れ木に総状の果実がボロ雑巾のように垂れ下がっています(2009.11.27 13:46撮影)。ヤマウルシの証は刺毛に被われた外果皮と、その中に入っている縦筋のある白い果皮です(2009.11.27 13:46撮影)。その白い果皮は外皮を剥かれたミカンのように見えませんか?



ハゼノキやヤマハゼとの違いを認識するのに冬芽も重要な要素であることをネットで知りました。本日、早速、冬芽を観察してみました(2009.11.29 14:32撮影)。冬芽は裸芽で褐色の細毛が密生しています。側芽はそれより小さく、その下にやや浮き上がった葉痕が見えます。

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