裏山では割と普通に見られ、冬でも簡単に見分けられるのが、この不分裂ー互生ー全縁の落葉低木クロモジです。先ほど撮ったクロモジは樹高3〜4mで、裏山のクロモジとしては背丈が高い方です(2009.11.21 14:48撮影)。
林将之著「葉で見わける樹木」によると、クロモジの項では「緑色の枝に黒い文字でお経が書いてある」という見出しが付いていました。クロモジは緑色の枝に黒いまだら模様があり、細い枝を折って嗅ぐと芳香があるので、葉が無くても見分けられるのです。また、緑色なのは若い枝だけでなく、幹の部分も緑がかっているのも特徴かも知れません(2009.11.21 14:44-45撮影)。
既に出ている冬芽は紡錘形の葉芽とその両側の丸い花芽です。冬芽は有毛で、毛は特に柄の部分に密集しているようです(2009.11.21 14:44撮影)。
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