2010年6月5日土曜日

ツリバナ(吊花)

裏山ではなく田んぼ北側の林縁に、いつの間にか侵入して来た孟宗竹と一緒に生えている樹高3m余りのツリバナです(20210.6.4 9:31撮影)。


葉は対生し、葉の形状は先端が尖った長楕円形です。若い枝が緑色で、葉が対生して3〜4対ついている枝は素人目にはあたかも偶数羽状複葉であるかのように見えます。これがニシキギ科の仲間の特徴のようです(20210.6.4 9:32撮影)。


葉の縁には細かい鋸歯があります。よく見ると葉の基部付近の鋸歯は鉤状に曲がっています。2枚の葉の間にある枝先の芽が尖っています。よく似たマユミは芽があまり尖らないようです(20210.6.4 9:33撮影)。


集散花序が葉腋から垂れ下がっています。花は黄緑色の花盤に5枚の淡紫色の花弁が付いています(20210.6.4 9:32撮影)。

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