
雌花は葉腋から出た花柄に1個ついています。ほとんどの花は花弁が4個であることが添付画像でよく判ります(2010.6.17 15:16撮影)。

雌株と同様に熊笹の中に生えている雄株のイヌツゲです。山渓ハンディ図鑑4「樹に咲く花」によると、雄花はふつう散形花序に2〜6個付くそうですが、どういう訳か、このイヌツゲには、雌花と同様に葉腋から出た花柄に花が1個しか付いていません(2010.6.16 14:33撮影)。

雄花は淡黄白色で、花弁は4個、雄しべは4個です。葯には花粉をたっぷり蓄えているように見える反面、雌しべは退化して萎縮したように見えます(2010.6.16 14:34撮影)。

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