裏山でこの2、3年前まで植林ヒノキ林だったところが、今は伐採跡地になっています。こんな土地でアカメガシワに絡み付いているオニツルウメモドキです(2010.5.22 14:13撮影)。
不分裂ー互生ー鋸歯の落葉つる性木本です。茎から短枝を出して葉が展開しています。葉腋にはすでに花枝を出して蕾が付いています(2010.5.22 14:14撮影)。
葉は楕円形で先端が尾状に伸びており、葉の縁には丸みを帯びた鋸歯があります(2010.5.22 14:13撮影)。
3日後には開花しました。雌雄別株で、この花は雌花のようです。黄緑色の花弁は5個で、白い太い雌しべが1個、退化した小さな雄しべが5個見えます(2010.5.25 10:19撮影)。
葉裏の主脈を接写してみて畝状の白い隆起が認められたため、オニツルウメモドキであることが初めて判りました(2010.5.27 9:36撮影)。
裏山に自生していて、これまでツルウメモドキだと思っていたものについて調べたところ、すべてに畝状隆起が認められました。そのため、昨年12月4日にツルウメモドキ(蔓梅擬)として掲載したものはオニツルウメモドキ(鬼蔓梅擬)に訂正することにしました。
2010年5月29日土曜日
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