“裏山植物園”に自生するナツハゼのうち、最も大きな株で樹高3〜4mありそうです(2010.5.16 9:28撮影)。秋になるとこの株には採り切れないほどの量の果実が生ります。
夏の強い陽射しを浴びてウルシ科のハゼノキのように真っ赤に紅葉することから、ナツハゼと名付けられたようです。残念ながら、こんな大株では真っ赤に紅葉した樹冠を一望することが出来ないので、参考までに、裏山の開墾畑脇で真っ赤に紅葉した幼木(樹高約50cm)の画像を添付します(2010.5.16 6:41撮影)。
陽に当たる上部の葉ほどより赤く、陽のあまり当たらない葉陰や下部の葉は緑色で、赤色ー橙色ー黄色ー緑色のグラデーションが見られます(2010.5.16 9:28撮影)。
一見葉の縁には細かい鋸歯があるように見えますが、葉を拡大して見ると、葉は全縁で、縁や葉表に粗い毛が生えていることが判ります(2010.5.16 9:30撮影)。
枝先から総状花序のもとになる小さな蕾が垂れ下がっています(2010.5.16 9:30撮影)。蕾が大きく膨らんで鐘形の花冠になる頃には、水平に伸びた立派な総状花序に発達するようです。
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